新年あけましておめでとうございます。

弊社は創業以来、愛知・静岡・三重・岐阜の中部地区において、○クリーンルーム関連商品販売○クリーンルーム用衣服類の洗浄（ＣＩＣ）○実装用トレーなどの精密洗浄サービス（SCC）の3事業を営ませていただいており、昨年9月を持って、第38期を迎えることができました。
これもひとえに、弊社従業員の協力と、お取引先様のお引き立ての賜であると考えております。

一昨年に続いて、昨年も激動の年でありました。

台風の目であったコロナウイルスの感染拡大に対しては、一昨年の経験を踏まえて、理性的に対処できるようになってきたようです。これは大変喜ばしいことですが、中央銀行の流動性供給の副作用としての、素材価格高騰が世界を襲い、多くの業種でコストが上がることとなりました。

これに加えて、行動抑制を採っている国や地域においては、当然ながら工場等における生産活動が停滞し、さらに加えてテクノロジー系企業においては、半導体の需給逼迫による生産見合わせの影響が出るなど、景気低迷と物価高が並行するスタグフレーションのような現象が発生してしまい、課題がより複雑化した感は否めず、多くの方が願っていた順調な回復軌道には乗れない状態が続いています。

苦難の道程はまだ続きそうですが、最悪期を脱したとの判断が優勢である以上、ここが頑張りどころと考えます。

私たち中部シイアイシイ研究所は、日本を代表する輸出産業が集積する中京エリアの中心におります。リサイクル・リユースに役立つクリーンビジネスを通じ、お客様企業の品質向上、コスト削減のサポーターとして、しっかり役割を果たして参りたいと思います。

本年も感謝の心を忘れずに、お客様に必要とされる企業であり続けられるよう、精進いたします。

お客様企業の益々の繁栄と、従業員の皆様のご健康をお祈り申し上げます。

令和四年元旦
株式会社中部シイアイシイ研究所
代表取締役　山口弘修